日本の映画産業大手4社が入会決定

「日中平和友好条約」締結40周年の節目を迎え、今年5月に「日中映画共同製作協定」が締結されました。これは日本が初めて外国と締結した映画共同製作の協定であり、今後、中国では日中合作の映画が海外映画という取扱ではなく、国産映画と同じように上映できるようになります。

両国の映画交流が活発に行われる中、今年10月、当協会主催の第一回日中文化産業交流懇談会が東京で開催されました。日中両国からの映画人たちが率直な交流を行い、当協会の設立背景、趣旨、今後の目標等についてさらに理解を深め、当協会の事業に高く評価して頂きました。

そのような背景の下、日中両国の文化産業特に映画産業に知恵と力を貢献する目的で、日本の映画産業大手4社――松竹株式会社、東宝株式会社、東映株式会社、株式会社KADOKAWAが当協会に入会することを決めました。この四社はいずれも、日本ないしアジアにおける長い歴史と強い実力を持つ映画先駆企業です。ヒット作を続出し、国際交流にも熱心で、近年中国との提携プロジェクトに積極的に参加しています。

当協会は今年3月発足以来、中国映画資料館、中国映画芸術研修センター、および日本政府と有識者のご支持を得て、ここまで取り組んでまいりました。今後は、日中両国の民間交流が一層深まる中、当協会はコミュニケーションのプラットフォームとして、会員企業および映画産業関係者の皆様によりハイクォリティのサービスを提供し、両国の映画文化事業の共同発展に全力を尽くして参る所存でございます。

一般社団法人 日中文化産業交流協会 会員企業リスト(2019年3月時点、順不同)

中国の会員企業

  • 北京卓然影業有限公司
  • 五洲電影発行有限公司
  • 阿里巴巴影業集団有限公司
  • 新麗伝媒股份有限公司
  • 上海聘亜影視文化伝媒有限公司
  • 上海絵界文化伝播有限公司
  • 北京面白映画文化伝播有限公司

日本の会員企業

  • 松竹株式会社
  • 東宝株式会社
  • 東映株式会社
  • 株式会社KADOKAWA
  • 株式会社白菜娯楽
  • 株式会社DYNAMIC CAPITAL JAPAN